こんにちは、東京(有楽町・銀座)の東京日帰り手術クリニック(金曜日)、シンシア銀座院(土曜日)に眼瞼下垂・瞼のたるみ・クマ・二重手術の治療を行っている形成外科・美容外科・眼形成の奥村仁です。
🌸 東京で行う美容外科の眼瞼下垂手術
― 自然で美しいまぶたを取り戻す ―
「まぶたが重い」「目が開けにくい」「眠そうに見られる」
こうしたお悩みの原因の一つが眼瞼下垂(がんけんかすい)です。
東京の美容外科では、単にまぶたを開けるだけでなく、目元の印象や二重ラインの美しさにも配慮した、機能と美容の両立を目指した手術を行っています。
💎 美容外科で眼瞼下垂手術を受けるメリット
- 目の開きを改善しながら、美しい二重ラインをデザインできる
- 傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりに
- 左右差やたるみも同時に調整可能
- メイク映えしやすく、目元の印象が明るくなる
東京の美容外科では、見た目のバランスと表情の自然さを重視した施術を行っています。
1瞼縁下垂の手術方法
🩺 美容外科で行う眼瞼下垂の主な手術方法
眼瞼下垂の手術は、まぶたを上げる筋肉(開瞼筋群)の動きに応じて、次の3つの術式から選択します。
1ミュラー筋短縮
2挙筋腱膜前転術(一番多い)
3挙筋腱膜+ミュラー筋前転術
1️⃣ ミュラー筋短縮術
軽度の眼瞼下垂に適した方法です。
ミュラー筋の感受性が弱く、短縮しても眼瞼痙攣などの合併症を起こさない患者さんに適応します。
2️⃣ 挙筋腱膜前転術(きょきんけんまくぜんてんじゅつ)
最も多く行われている手術方法です。
腱膜を前方に引き出して瞼板(けんばん)に固定し、まぶたの開きを改善します。
二重まぶたのデザイン調整が可能で、美容的な仕上がりを重視する方に適しています。
3️⃣ 挙筋腱膜+ミュラー筋前転術
まぶたを上げる力が弱い場合に行う方法です。
挙筋腱膜とミュラー筋の両方を利用して固定することで、より確実な開瞼効果が得られます。
🔍 手術方法の選び方
手術方法は、まぶたを持ち上げる力(挙筋機能)の程度によって決まります。
まぶたの動きが良い → 悪い
👉 ミュラー筋短縮術 → 挙筋腱膜前転術 → 挙筋腱膜+ミュラー筋前転術
術前にまぶたの開き具合をしっかり診察し、
手術中も座位(起きた姿勢)でまぶたの高さや左右差を確認しながら、
自然でバランスのとれた目元に仕上げていきます。
💡 挙筋腱膜前転術とは?
「挙筋腱膜前転術」は、東京の美容外科でも最も多く行われる眼瞼下垂手術です。
挙筋腱膜の前層と後層を一緒にして、瞼板に糸で固定することでまぶたの開きを改善します。
この手術は、
- しっかりとまぶたを開くことができる
- 二重ラインの再形成が可能
- 再発が少なく安定した結果
といったメリットがあり、見た目と機能の両立ができる代表的な術式です。
超アトラス 眼瞼手術 -眼科・形成外科の考えるポイント 村上正洋 鹿嶋友敬編
Aponeurosisを利用した眼瞼下垂手術 奥村仁 から引用

2術後ケア
抜糸まで
術後7日間は,出血や血腫などの予防として顔が赤くなるような行為(運動・飲酒・入浴など)は控えて下さい.
腫れ(腫脹)の予防のために,患部周辺を,よく冷やして下さい.特に術後3日間はアイスノンや保冷剤,冷たいタオルなどで冷やして下さい.また,横になると,顔がむくみやすいので,日中は座位で冷やして下さい.
シャワー浴や洗顔は,手術の次の日から可能です.顔を洗う時に一緒に,傷周囲の軟膏や血液をやさしく洗い流して下さい.術後3日以降は石鹸で傷も洗って頂きます.(消毒の必要はありません)眼軟膏を塗布していただきます.
コンタクトレンズの使用は,2〜3週間控えて頂きます.
抜糸
術後5~7日目に行います.
術後診察
抜糸後の診察は,通常3回行います.
術後1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月に受診して頂きます.
3術後経過
術式により,多少の前後はございますが,一般的な術後経過についてお話しします.
- ①腫れ(腫脹)
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術後3日間(出来れば抜糸まで)は、出来るだけ座位で患部を保冷剤、アイスノン、氷水の入った袋などで冷やす事により、腫れを抑えられます。
術後1〜2日目がピークで、徐々に引き、術後7日目(抜糸時)ではよく冷やしておけば、7割程度良くなっています。完全に腫れが引くには2〜3ヶ月要します。
- ②内出血(皮内・皮下出血)
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内出血は範囲・量により変わりますが、回復するまで、1〜2週間を要します。
術前、抗凝固薬・抗血小板薬・血管拡張薬の内服中の方の場合、主治医に確認後、可能ならば休薬しております。
術中はバイポーラーという器具を用いて丁寧に止血します。
特に術後2,3日は瞼を動かさずに、圧迫しておき、血流が良くなるようなこと(入浴、運動、飲酒など)を避けていただきます。
- ③傷の色(赤み)
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傷の赤みは、術後1ヶ月位をピークに徐々に引いていき、術後6ヶ月位かけて白くなっていきます。
- ④傷の固さ(硬結)
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傷の周囲は、治る過程で硬くなり、硬結と呼ばれます。
赤みと同様に、術後1ヶ月位をピークに徐々に軟かくなっていきます。
4合併症
術後出血・血腫
血液が皮膚の下に多くたまることを血腫(けっしゅ)といいます.術後出血・血腫の予防には、内出血の予防と同様に特に術後2,3日瞼を動かさずに、圧迫しておき、血流が良くなるようなこと(入浴、運動、飲酒など)を避けていただきます.
感染
感染の予防に,洗顔する事で傷を洗浄して清潔に保っていただき,抗生物質を内服して頂きます.
過開瞼・低矯正
年齢や,その人に応じた予定していた開瞼よりも大きくなったり,小さくなったり,左右差がでたりすることがあります
原因は,術中手技,筋肉の可動性,術中の出血・腫れの程度や,麻酔による影響,術後経過(瘢痕拘縮)などが考えられます.
術中は細かく止血して出血をコントロールし,筋肉の近くの麻酔は最低限にするなどの対策をとっています
それでも,生じた過矯正・低矯正は,術後6ヶ月程度経過をみてから,修正いたします.
瞼の形の不整
構造的な原因として
(1)加齢性に外嘴靭帯が弛緩して、水平方向の張りが少なかったり
(2)瞼板という軟骨がやわらかくて、変形しやすい
ことがあります.
手技的な問題で変形を起こさないように,腱膜を縫合する位置や,糸をかける幅を調整して,できるだけスムーズなカーブを描くように注意しております.
🌷 まとめ:自分に合った眼瞼下垂手術で、理想の目元へ
眼瞼下垂は、まぶたが下がることで視界が狭くなったり、疲れた印象に見えたりする症状ですが、
適切な手術を行うことで、目が開きやすくなり、表情まで明るく見えるようになります。
美容外科での眼瞼下垂手術は、機能回復だけでなく、
二重ラインのデザイン・左右差の調整・自然な仕上がりといった美容面にもこだわった治療です。
眼瞼下垂の豊富な症例経験を元に、
あなたのまぶたの状態や理想の目元に合わせて、最適な手術方法をご提案いたします。
💬 カウンセリング・ご予約のご案内
当院では、眼瞼下垂に関するカウンセリングを行っております。
「自分にどの手術が合うのか知りたい」「傷跡が心配」「二重のデザインも相談したい」など、
どんなことでもお気軽にご相談ください。
あなたに合った自然で美しい目元づくりを、私たちがサポートいたします。
ぜひ一度、東京(銀座・有楽町)の当院へご相談ください。

