クマ治療で失敗・後悔しないために!【経結膜脱脂】で「理想の目元」になるための2大チェックポイント

「切らないクマ取り」として,今や大人気の経結膜脱脂(だっし).

目の下のふくらみやクマを解消し,「疲れている印象」を劇的に改善できる,非常に効果の高い治療です.

しかし,「せっかく受けたのにイマイチ満足できない…」「逆に凹んで見えてしまった気がする」と,残念ながら満足度が下がってしまうケースも存在します.

なぜ、期待通りの効果が得られなかったのでしょうか?

その原因は,主に「脱脂量の問題」「頬とのバランスの問題」という,2つの重要なポイントに集約されます.

チェックポイント1:脂肪の「量」が仕上がりを左右する

経結膜脱脂は,目の下のたるみの原因である眼窩脂肪(がんかしぼう)を取り除く手術です.

この「取り除く量」の調整こそが,仕上がりの明暗を分ける,最も繊細で重要なポイントです.

【脱脂量の失敗パターンとリスク】

失敗パターン原因(脱脂量の問題)考えられるリスク・症状
😥 クマが残った【脱脂量が少なすぎた】膨らみやクマの原因となる脂肪が残存し,期待した改善効果が得られません.再治療が必要になることも.
😱 目の下が凹んだ【脱脂量が多すぎた】脂肪を取りすぎると,目の下が不自然に窪んで影が濃くなり,かえって疲れた印象や老けた印象になります.
👵🏻 小じわが増えた【脱脂量が多すぎた】特に中高年で皮膚が薄い方は,脂肪が減ったことで皮膚が余り,たるみやシワが目立ちやすくなることがあります.
👀 目の上が凹んだ【脱脂量が多すぎた】もともと上まぶたの脂肪が少ない方の場合,目の下の脂肪を取りすぎた影響で,上まぶたが陥没して見えることがあります.

失敗しないための対策

脂肪の量が多すぎても少なすぎても満足度は低下します.

あなたの脂肪の量,皮膚の厚み,骨格を正確に見極め、「どのくらい取るか」を適切に判断できる経験豊富な医師を選ぶことが,最高の仕上がりを得るための最も重要なステップです.

チェックポイント2:「頬」との境界線が重要!

目の下のたるみ(目袋)は,その下の頬のボリュームや位置とセットで考える必要があります.ここを見落とすと満足度が大きく変わります!

軽度の頬のたるみであれば、目の下の脂肪(クマ)を取るだけで相対的に頬が持ち上がって見え,目元全体の印象は改善します.

しかし,頬のたるみが重度の場合,目の下の脂肪だけを取っても,残念ながら満足のいく結果にならないことがあります.

【現象】

目の下の膨らみは解消しても,その下の「頬と下まぶたの境目(lid cheek junction)」の位置が下がったままだと,その部分が逆に強調されてしまいます.

結果として,「目の下の凹みと,頬のたるみによる凹みが繋がって,大きく窪んで見える」という印象になりがちです.

【結果】

クマの膨らみは無くなったはずなのに,「凹みができて疲れて見える」「まぶたが不自然に窪んでいるように見える」と感じ,期待していたはずなのに満足度が低下してしまいます.

失敗しないための対策

脱脂だけでは不十分な場合があることを知っておきましょう.

頬のたるみが重度な方は,「経結膜脱脂」に加えて「脂肪注入」や「細断眼窩脂肪注入」など,頬のボリュームや目元の段差を調整する別の治療の併用を提案してくれるクリニックを選びましょう.

あなたの目元だけでなく,顔全体(特に頬との境界線)のたるみ具合を考慮し,最適な組み合わせを提案できる医師に相談することが成功への近道です.

まとめ

経結膜脱脂は非常に効果的な治療ですが,繊細な技術と,目元・頬の解剖学的知識が求められる手術です.

ご自身の悩みに真摯に向き合い,これらのリスクを丁寧に説明し,最適な治療法を提案してくれる信頼できる医師選びから,あなたの理想の目元への一歩を踏み出してください.

問い合わせ先

東京日帰り手術クリニック(金曜日勤務)

コスメディカルクリニックシンシア銀座院(土曜日勤務)

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